京極クリニック

京都市中京区の皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科・内科・漢方内科 京極クリニック

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アレルギー科

じんましん

【原因】
口から入るもの(食品や薬品、添加物)、鼻から吸い込むもの(花粉や動物の毛、ホコリ、ダニ、カビ)、肌に影響するもの(化学物質、化学繊維、紫外線、温度差)、内因性(肉体疲労や精神的ストレス、ウイルス感染症や内臓疾患)など、いろいろな原因で発症します。
アレルギー性のものと、全くアレルギー性とは関係のないものとがあります。
アレルギー性のじんましんの場合、血液を採ってアレルギー検査を実施すると食物や花粉、室内の粉塵やペットの毛、カビ類や化学物質などに異常反応が出る場合がありますが、はっきりと原因が分からないことが多いようです。

【症状】
痒みのある赤い斑点やみみず脹れが、体のあちらこちらに出来て、数分~数時間で自然に跡形もなく消えていきます。何度も同じ症状が繰り返して起こります。

【経過】
急性じんましんは、数日から2週間程度で治ります。しかし慢性化すると原因がはっきり分からなくなり、根本的な原因が無くても軽い刺激でじんましんが起こります。
じんましんは慢性化すると非常に治りにくくなり、数ヶ月から数年にわたって、症状が続くこともあります。

【治療】
病歴や検査で原因が判明したら、日常生活から原因を取り除くようにします。
掻痒や皮疹に対して抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などの内服治療を行います。
感染症や内臓疾患などが原因の場合には、原因疾患に対する治療も併せて行います。
じんましんを慢性化させないように、急性期の間にきっちり治療しましょう。